ロボットAI

開発実績

1 警備ロボット用AIソフトウェアの開発

PoE対応のネットワーク監視カメラと遠赤外線（サーマル）カメラを用いて、人物や物体の検知を行い、パトランプなどの可視化デバイスに通知し、監視業務の効率化と迅速な対応を同時に実現しました。
Object Detection（物体検出）、Object Tracking（物体追跡）、Motion Detection (動作検出)などシチュエーションに応じて柔軟に対応可能であり、商業施設や公共スペース、工場など、さまざまな環境で効果的に活用できます。

2 運搬ロボット用自律走行ソフトウェア開発

運搬ロボットにカメラを追加設置し、自律走行サポートを実現しました。
走行に専用レーンの工事が必要なAGV（無人搬送車）に対して、AMR（自律走行ロボット）は環境を認識しながら柔軟に動けるため、施設や工場内での効率的な運搬が可能です。これにより、導入コストを抑えつつ、運搬業務の効率化や作業の自動化を実現できます。

3 ロボットビジョン研究開発支援

ロボットからの映像をもとに物体検知・オプティカルフロー・動作検知など研究開発の支援をいたしました。
具体的には、複数のモデルの比較・レポート作成・学習・精度検証を行い、最適なモデルを提案いたしました。複数のモデル比較により、精度の良いモデルを利用することができ、安全性を高めることが可能になります。
さらに、モデルの改良や軽量化、アルゴリズムの最適化も行いました。モデルの軽量化により、低スペックのハードウェアでもスムーズに動作し、コスト削減につながります。
また、リアルタイムでの処理が実現されることで、ロボット動作中の状況変化にも迅速に対応できるようになります。

4 ROSソフトウェア開発

ROS（Robot Operating System）ソフトウェアを基に開発を進めることで、カメラ、検知モデル、通知機能など様様な条件に対応いたしました。
お客様がすでにROSソフトウェアを利用されている場合、弊社のアプリケーションと組み合わせて使用することもできます。既存のシステムを活かすことで、高機能な監視・検知・運用が実現を簡単に実現することが可能になります。

5 クラウド連携AIシステム開発

ローカル環境にカメラのみ設置し、クラウド上での物体検知を行いました。カメラが捉えた映像は、リアルタイムでクラウドに送信、分析を実施しいたしました。
クラウドで処理を完結させることで現場の負担を軽減しつつ、高性能なAIシステムの導入を実現します。
また、ローカル環境内で動作するソフトウェアのカスタマイズにより、クラウド費用を低減することも可能です。

オプション対応ついて

ロボットAIシステムソリューションでは、システム開発や開発支援にのみならず、課題解決のため弊社のサービスを組み合わせたトータルソリューションをご提供しております。

画像認識AI技術コンサルティング

お客様の具体的なニーズを元に詳細なヒアリングをおこない、最適なAIモデル、カメラデバイス、システム構成の要件を定義します。現場環境や目的に合わせたカスタマイズが可能です。

ロボット遠隔監視オプション

極端な環境の変化や動作環境の組み合わせにより起きる稀なケースを考慮し、弊社ミャンマースタッフによる遠隔監視が可能です。